あらぶる蕾の季節
一般人は蕾画像を求めてはいない。たぶん。
バラを育てていると、12月末~2月頭のクソ寒い中、冬剪定だの誘引だの寒肥だのと頑張ったあれこれのご褒美となる春の芽吹き、花芽の出現、いよいよお出ましの蕾とテンションがだだ上がることが多々あります。
もちろん、美しく可愛らしく薫り高い花を育て上げるのが何よりもの歓びなんですが、絵として地味である葉っぱもっさもさの株の写真とか、根元のごつごつした部分からチラッとだけ顔をのぞかせたベーサルシュートの赤ちゃんとかの写真はですね、Twitterにどんどこ貼り付けても、普段バラを育ててない人にはピンと来ないだろうなぁとも思いつつも、つい写真を撮ってはSNSに……。
バラブログとか、Twitterとかを見ていて、バラ愛好家さんたちが嬉しそうにベーサルや、つやつや新芽の写真を上げているとこっちも「うんうん嬉しいですよねー!やったね!」とニコニコしてしまいます。
私のTwitterアカウントのフォロワーさんはオンラインゲームのPLが8割以上なんですね。「葉っぱとかクラウン(株元)にぽちっと出た赤い芽のドアップ写真とか、みてもつまらないだろうなぁ……でもね、でも、まだ病気知らずのつやつや新葉とか真っ赤な新芽とかガクが降りてふっくらした蕾がゆるむ様子とか本当に嬉しいんですよ…こんな可愛いものは無い。あっ花はもちろん別格ですが」と思っていたり。
ならばここでは。せっかくのバラブログなので蕾尽くし、蕾祭りを開催したいなー!と思った次第でございます。
春の嵐もたびたび来るけど、負けずにすくすく育っておくれ我が家のバラたち、その蕾たちよ!
今年は、ショップから予約大苗としてやってきた新入りのジュビリー・セレブレーション、ジュード・ジ・オブスキュアの二つがすでに開花していますが、おそらくこの苗二つは温室管理されていたので他の苗より早いんでしょうね。4月12日には下の画像のような感じでした。
雨風にも負けず、健やかに開花してほしいものです。